SPL Model 1160 Reducerは、独SPL社とケルンにあるアンプスペシャリストTonehunter社の共同開発により生まれたギターアンプ/ベースアンプのためのパッシブ仕様パワーソークプロダクトです。
パワーソークとは、ギターアンプのアウトプットボリュームを抑える製品です。例えば、真空管アンプのマスターボリュームを上げたときに得られる特有のオーバードライブサウンドを、小さい音量で出力することが可能となります。
アンプとスピーカーの間に接続したReducerが、アンプからの電気エネルギーを熱に変換するため、抵抗器を使用したアウトプットボリュームの減衰に電源供給をする必要はありません。
パッシブ回路を採用しているため、アンプ特性や周波数特性にも影響を与えることなく、色付けのないサウンドを得ることができます。
アンプの出力インピーダンスは、4Ω/8Ω/16Ωから選ぶことができます。はじめに好みの減衰レベルを決めれば、ボリュームを無段階で設定することが可能です。
仕様
入力ソケット: 1/4インチ TS(モノラル)
インピーダンス: 4Ω/8Ω/16Ω 切替可能
最大入力負荷 @4Ω: 90W RMS/120W Peak、@8Ω: 200W RMS/260W Peak、@16Ω: 160W RMS/180W Peak
出力ソケット: 1/4インチ TS (モノジャック)
寸法 (W x H x D): 179mm x 68mm x 190 mm
奥行き(ノブ、端子含む): 208mm
高さ(脚を含む): 85mm
重量: 1.8kg